最先端技術のショーケース、NIO ET9の価格は80万元

中国の電気自動車メーカーNIOの主力セダンであるNIO ET9は、2023年12月23日に正式に発売された。同車の価格は80万元（約13万ドル）で、2025年第1四半期に納車を開始する予定だ。

ET9は4人乗りレイアウトの大型高級セダンです。完全自律型スマートシャーシ、900V高電圧アーキテクチャ、低抵抗バッテリー、自社開発の5nmインテリジェント駆動チップ、車両全体に適用されるオペレーティングシステムなど、多数の最先端技術が搭載されています。

エクステリアデザインでは、ET9はスプリットヘッドライトデザインと3,250mmのロングホイールベースを特徴としています。この車には23インチのホイールとフローティングロゴが装備されています。ボディサイズは全長5324/全幅1620mm、全高1620mm、ホイールベースは3250mm。

インテリアデザインの点では、ET9はキャビンの長さを走る中央ブリッジを備えた4人乗りレイアウトを特徴とすることが予想されています。この車には、15.6インチのAMOLEDセンタースクリーン、14.5インチのリアディスプレイ、8インチのリアマルチファンクションコントロールスクリーンも装備される予定です。

動力に関しては、ET9 はデュアルモーター全輪駆動システムを搭載しており、総合出力は 620 kW、最大トルクは 5,000 N・m です。この車には 900V の高電圧アーキテクチャが搭載されており、わずか 15 分で 10% から 80% まで充電できます。

ET9 は、NIO にとって主要な技術ショーケースです。この車の完全自律型スマート シャーシ、900V 高電圧アーキテクチャ、低抵抗バッテリーはすべて、NIO が中国市場で確立された高級ブランドと競争するのに役立つ可能性のある最先端のテクノロジーです。

640kW過給

発表イベントでは、640kWの全水冷過給機も正式に公開された。最大出力電流は765A、最大出力電圧は1000Vです。来年4月から導入を開始する。

第 4 世代のバッテリー交換ステーション

第4世代バッテリー交換ステーションも来年4月に配備が始まる予定だ。 23 個のスロットがあり、1 日あたり最大 480 回のサービスを提供できます。バッテリー交換速度が 22% 減少します。さらに、NIO は 2024 年に引き続き 1,000 のバッテリー交換ステーションと 20,000 の充電スタンドを追加する予定です。